重症心身障害

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重症心身障害

「重症心身障害」は、自分で体を動かすことができない重度の肢体不自由と、年齢に相応した知的発達が見られない重度の知的障害が重複していることをいいます。
ほとんど寝たままで自力では起き上がれない状態が多く、移動や食事、着替え、洗面、トイレ、入浴等が自力では困難なため、日常の様々な場面で介助者による援助が必要です。
常に医学的管理下でなければ、呼吸をすることも栄養を摂ることも困難な人や、重度の肢体不自由や重度の知的障害はないが、人工呼吸器を装着する等医療的ケアが必要な人もいます。

対応・配慮

  • 人工呼吸器などを装着して専用の車椅子で移動する人もいますので、電車やバスの乗降時等において、周囲の人が手伝って車椅子を持ち上げる等の配慮が必要です。
  • 体温調節がうまくできないことも多いので、急な温度変化を避ける配慮をしてください。