視覚障害

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視 覚 障 害

視力等に何らかの障害があることです。一言で視覚障害と言ってもさまざまな見え方や特徴があります。まったく見えない、文字がぼけて読めない、ものが半分しか見えない、望遠鏡を通してみるような極めて狭い視野しか見えないなどです。
従って、文字を読むことが出来ても歩いているときに障害物にぶつかったり、つまづいてしまう人、障害物は避けてぶつからずに歩くことは出来るが文字を読めない人などがいます。
対応・配慮

【話しかけるとき】

  • 話しかけるときは、まず、名乗ってください。だれからの声かけか分からないと困ってしまいます。
  • 腕をひっぱたり、後ろから押したりしないでください。不安に感じます。まず声をかけてください。
  • 「危ない!」と言うだけでなく、状況を説明してください。状況がわからないと動けないです。
  • 誘導しているときには、肩や腕を貸す形で、半歩前を歩いてください。また、周りの状況を伝えてください。

【駅のホームやバス停で】

  • 援助の前に「電車に乗りますか?」などと聞いてください。降りたばかりかもしれません。
  • 乗客の列が動いたら「前に進めます」「列が動きました」などと教えてください。
  • 空いている席に案内する時は本人の意思を確認してください。降りやすいように出入口の近くに立つこともあります。

【横断歩道で】

  • 「渡りますか?」ではなく、「駅側に渡るのですか?」などと具体的に聞いてください。渡ろうとする反対側に連れて行かれて困るケースがあります。
  • 「青になりました」と声をかけると助かります。

【トイレで】

  • 障害者用トイレが良いか、一般のトイレが良いか聞いてください。障害者トイレは、広すぎて様子が把握出来なくて困る場合があります。
  • トイレの入口でなく、奥の個室まで案内してください。

視覚障害に関係するシンボルマーク

盲人のための国際シンボルマーク
盲人のための国際シンボルマーク視覚障害者の安全はバリアフリーに考慮された建物、設備、機器などに付けられています。
「白杖SOSシグナル」普及啓発シンボルマーク
「白杖SOSシグナル」普及啓発シンボルマーク白杖を頭上50cm程度に掲げてSOSのシグナルを示している視覚に障害のある人を見かけたら、進んで声をかけて支援しようという「白杖SOSシグナル」運動の普及啓発シンボルマークです。
白杖によるSOSのシグナルを見かけたら、進んで声をかけ、困っていることなどを聞き、サポートをお願いします。