視覚障害のある人が行う競技で、長年「盲人卓球」とも呼ばれていました。
目隠しをした状態で金属球が4個入ったボールをラケットで打って転がし、球の転がる音を頼りに打ち合います。
また、卓球と異なり、ネットの下を通して球を打ち合います。
大きさは、一般に使用されている卓球台と同じ大きさですが、打球が直接床の上に落ちないように台のエンドとサイド(60cm)に木のフレームが取り付けてあります。
ネットの高さは、板から4.2cmの高さでたるみがないように張ります。
ラケットはボールを打った時に明確な打球音をさせるため、打球面は木質で硬くラバーが張られていないものを使用します。
また、競技は障害の程度によるハンディを調整するため、選手は全員アイマスクを着用してプレーします。
音が重要な競技のため、プレー中は応援者も声を出してはならず、静かな中で試合が進められます。
高い集中力が求められる競技です。