5人制サッカー(ブラインドサッカー)

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視覚障害の選手によるサッカーで、ブラインドサッカーとも呼ばれています。選手はアイマスクを着用し、視覚からの情報を遮断した状態でプレーしますが、ゴールキーパーのみ目の見える選手が務めます。

5人制サッカーのボールはフットサルボールと同じ大きさで、転がると音がなる特別なボールを使用し,この音を頼りにボールの位置や転がるスピードを把握します。また、5人制サッカーの特徴として、敵陣のゴール裏に「コーラー」と呼ばれる人が立ちます。コーラーは目の見える人が立ち、攻めている時にゴール裏からゴールの位置と距離、角度、シュートのタイミングなどを仲間の選手に声で伝えます。

ピッチはフットサルコートと同じ広さで行います。ただし、両サイドライン上に高さ1mほどのフェンスが並べられており、ボールがサイドラインを割らないようになっています。そのフェンスを利用し、パスを出すこともあります。

視覚障害者と健常者が声でいかにコミュニケーションをとれるかが勝負の鍵になります。