パワーリフティング

鍛え抜かれた上半身で重いバーベルを持ち上げ、一番の力持ちを決める競技です。
パラリンピックでは下肢障害の選手のみが出場します。
3回の試技が認められており、基本的には回数を追うごとに重い重量に挑戦していきます。

基本は一般のベンチプレスのルールに従い競技が行われますが、障害を考慮し、一部ルールが変更されています。健常者は両足が地面に着くベンチプレス台で競技を行いますが、パラリンピックでは下肢障害の選手が競技を行うため、台の上に足を含めて全身が乗るように作られた専用のベンチプレス台で競技を行います。
パラリンピックでは男女別、10階級の体重別に分かれて競技が行われます。
ただし、下肢切断の選手は体重が軽くなってしまうため、障害の程度によって体重に重量が加算されます。また、障害者スポーツでは珍しく、障害の程度や種類による区分はありません。

1回の試技が約3秒で終わってしまうシンプルな競技ですが、腕力だけでなく選手たちの試技前に醸し出す緊迫感や一瞬にかける精神力もパワーリフティングの魅力です。